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ラグマットの素材の種類と選び方
ラグマットは使用される糸の素材によって、耐久性や肌触りなどが異なりさまざまな特徴を有しています。ラグマットは、タイルカーペットのように土足で使用することがほとんどないため、強度よりもデザイン・肌触りを優先することが多いです。強度よりもデザイン性・手触りが良いアクリルが比較的多く選ばれます。
ラグマットに使用される素材は主に5種類あり、ナイロン・ウール・ポリプロピレン・ポリエステル・アクリルといったものが主要となります。この並びはナイロンが最も強度があり、順番に柔らかくなっていき、アクリルが最も繊細です。それでは種類ごとの特徴・特性をご紹介していきます。
まず、ナイロンはカーペットで用いられる中でも最も耐久性・対摩擦性に優れており、オフィスやホテルのロビーなど、人の行き来が多く、特に土足の場所で使用されることが多いです。また、水にも強く、カーペットに用いるのには非常に優れています。
ウールは、天然のものだけあって、手触りが柔らかく暖かいのが特徴となります。温度を調節する機能があり、夏は涼しく冬は暖かく、人間と同じく水をはじく性能があるため表面もさらっとしているため、飲み物をこぼしても安心。万能ではあるものの、毛が毛羽立ちやすい点が欠点です。
次に、ポリプロピレンです。軽くて丈夫、水にも強く汚れにくいです。カーペットにも良く使用され、何よりもローコストで製作できるため、価格と品質のバランスが取りやすいため人気があります。毛も中々毛羽立ちを起こさないため、優れた材のひとつです。
ポリエステルは、乾燥が早くてしわになりにくいという特性を持ちます。また、熱に強く縮みにくいためカーペットに用いられやすくなっています。紡績糸であるため、風合い・雰囲気は天然繊維に近いためルックスも良いですが毛羽立ちは出ます。水にも強いため、リビングでの使用にも最適でしょう。
アクリルは、ウールに似た性質をもち、毛布にも使われることが多いこともあって肌触りが優しく保湿力も高いため非常に多くのラグマットに使用されています。また色の染まりが良いため、デザイン性の高いモデルを作りやすいのも特徴。しかし毛羽立ちはしやすいです。
素材ごとの特徴を見てきましたが、毛羽立ち=遊び毛に関してもチョイスのコツのポイントとなります。アクリルが使用されることが非常に多いラグですが、アクリル・ウールなど糸を紡いでできたマットは必ずこの遊び毛が発生してしまいます。使いながら掃除機をかけて行くと次第に出てこなくなりますが、そもそも遊び毛が出にくいものを選ぶという選択肢もあるでしょう。ナイロン・ポリプロピレンなどは比較的出にくく、美しく使い続けたいのならそちらをチョイスすると良いでしょう。
hr