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カーペット施工例
実際に施工したオーダーカーペットの施工例を紹介していきます。今回のものは主に施設がメインになりますが、一般の家庭でももちろんOKです。オーダーカーペットは様々な色や素材、テクスチャーがありますのでその部屋のイメージを大きく変える事がありますので、カーペット選びには慎重にならないといけませんね。オーダーカーペットはほとんどの商品がサンプルが出ますので大きめなサンプルを見て、触って、施工現場に置いてみて、合うかどうか見てから決定するようにして下さい。防音効果、装飾効果、などさまざまな効果のあるカーペットです、ぜひ参考にしてお取り替えをしてみてはどうでしょうか?カーペットの施工例とは・・・・・楽しみですね
ホテルなどのロビーに
ホテルのロビー等に施工した例です、人が沢山集まる結婚式場やホテルなどはアキスミンスターやウイルトンカーペットなどの絨毯をお勧めします。丈夫で耐久性が有るためです。ホテルなどの大きな㎡の床を絨毯で施工する際には柄をオーダーすることも可能です。その施設オリジナルの絨毯を作ることが多いですね。
写真の様な赤系のカーペットやじゅうたんはもっともポピュラーな色目で汚れが一番目立ちにくい色目です。宴会場などは物をよくこぼしますので、無地系よりも柄が有る物が使用される事が多いですね。柄が有れば、多少のこぼし後もあまり目立ちませんからね。
写真の様なブルーのカーペットはラウンジなどの落ち着いたスペースにお勧めですね。ブルー系の色は精神状態を安定する効果が有る色目ですので、くつろぎの空間の床材には適しております。もっとも濃いブルー系やブラックは糸くずやほこりが目立つ傾向がありますので、薄暗い照明にした方が目立ちにくくお勧めかと思います。 やはりラウンジやカラオケ、スナックなどに最適な色目ですね。
グリーンのカーペットやじゅうたんは鮮やかな感じで、目にもグリーンは優しく、ホットする色目ですね、控え室やダイニングに使用してもいいかもしれませんね、絨毯一つでその部屋の雰囲気ががらってかわるから不思議ですよね。施工は基本フェルトグリッパー工法がほとんどです、大きなスペースに張るのでジョイントすることが多く、使用してからの問題点はそのジョイント部分から剥がれやすいのが難点です。
下地がコンクリートの場合がほとんどですので、下地材はハイクッションをお勧めします、通常のフェルトですとへたりが早く、快適さが長続きしませんので、いい物をお勧めします。
オーダーカーペット施工してみました(家庭編)
リビングルールのカーペット施行例です。一般住宅の場合は下地がコンパネ(厚いベニヤ)の場合が多いですが、マンションの床はコンクリートの場合が多いです。その下地によって使用する下地材も使い分けしましょう~~~コンクリートの場合はハイクッションを使用してコンパネでしたら通常のフェルトでもOK、欲を言えば両方ハイクッションがお勧めです。オーダーしたじゅうたんは1年や2年では張り替えをしませんので、そのときの価格だけでなく長く使うことを考量して素材選びをしましょう。
カーペットの施工には大きく分けてフェルトグリッパー工法と直貼り工法の2つがあります。直貼り工法はその名の通り、じゅうたんを直に下地に張ります。一般住宅のコンパネですとよく直貼りで施工してありますね。下地材がない分踏み心地は悪いですがその分施工費が安くなります。防音性能や断熱性能、踏み心地を優先するならばフェルトグリッパー工法が一番いいです。直貼りはあくまで価格追求の為です。
激安カーペットと防音カーペット、ラグマットやラグなどの敷物全般に言えますが、昔に比べて格段の進歩をしていますので耐久性が良くなっていますので、長持ちします。オーダーカーペットにしてどれくらいで張り替えをするか???5年でもやりませんよね。10年いやそれ以上20年って人もざらにいらっしゃりますからね。
カーペットや絨毯の施工費について
カーペットや絨毯、じゅうたんの施工費(工事費)ですが地域によっても異なると思いますが、当社のある長野県ですと、フェルトグリッパーの張替えは概ね工事費が㎡1200円くらいからになります。
(カーペット張替えのみ)新規の場合は周りのグリッパー代やフェルト代がかかるのでもう少し料金がかさみます。ただ張り替えの際は必ずと言っていいですが、下地のフェルトも交換した方がいいですね。フェルトはゴミやダニの宝庫になります、よく工事で張り替えをするときにフェルトを剥がすと、とんでもない量のホコリが舞い上がります、その上で暮らしていたと思うと、ぞ~~~とします。
フェルトグリッパー工法のカーペット工事は剥がすの簡単でカーペットの張り替え時間の短縮にもなります、メインのカーペットを剥がした後、下地のフェルトじゅうたんを剥がして、その後掃除機でゴミを取ります。
グリッパーはよほど痛んでいない限りはそのままで使用ができます、新しくフェルトを張って、張る際は下地がコンパネの場合はタッカー(ホチキスの大きい物)で止めます、下地がコンクリートの場合はラテックスなどの糊で固定します。全てのフェルトが敷き詰められたら、新しいカーペットを上にかぶせてはみ出た部分を切り取り、キッカーでじゅうたんを引っ張り、シワを伸ばします。
余分な部分のカーペットを切って、端を金属へらでたたいて、じゅうたんを落とし込みます。以上で完成です。
ベタ貼りのカーペットの施工は(糊付け)至ってシンプルです。糊を床面に貼付してカーペットを張ってあまりの部分をカットします。糊付けの場合の施工費は¥1000/㎡位です。カーペットの施工の際には見積りで、その他処分費、諸経費、等等が掛かる場合もありますので、単純に㎡いくら???ではなく合算した金額で見積りをしてもらいましょう!!チラシで激安のカーペット張り替えのチラシを見ますが、見積りしてもらうと、処分費、運搬費、諸経費??などでかなり上乗せしてある場合がありますので、 注意して下さいね。
オーダーカーペット施行例
一般住宅の寝室に激安カーペットを敷いてみました。グリーン色の明るいラグですので部屋が暗くならずかつ、グリーンの色は目にも優しいので寝室には向いていますね。寝室には防音カーペットなど音が響きにくい絨毯がおすすめです。
ちなみにカーペットの上にラグや絨毯を乗せるとどうしても、ずれます。これはカーペットのパイルが上のじゅうたんをずらすためです、防ぐことが出来ないので、極力カーペットの上にカーペットはやらない方がいいですね。
赤色の絨毯を敷いてみました。レッド系の色は興奮色で落ち着いた部屋作りにはなりませんが、ビビットな色使いで部屋のアクセントになります。高級感もあり、汚れに強いじゅうたんの特徴があります。アトリエなどに使用してみたらどうでしょうか?
面白いと思います。
ビビットなグリーンのカーペットの施行例です。まるで人工芝の様なパンチカーペットの様な・・・ですね。部屋全体が明るくなり、清潔感がありますね。ただ置く家具の色目に注意ですね、あまり部屋の中に色を沢山入れると支離滅裂な色になりますので三色くらいので押さえるように工夫しましょう。
フェルトグリッパー施工してみました
今までグリーンだったじゅうたんをベージュに変更した施行例です。オーダーカーペットは取り替えの範囲が大きいので部屋のイメージが、がらりとかわるんですよね、ただカーペットを張替える際には同じような色目ではなく、ちがう色目がいいですね、その方がかえた~~~って感じがしますからね。今回の様にグリーン系からベージュ系に変えると、ほんとうに変えたってかんじがしますからね。今回はグリーンのカーペットを剥がしたら下地はコンパネ(ベニヤ)でした。当然フェルトも交換して掃除をしてから新しいフェルトを敷いて、ベージュのカーペットに交換の工事でした・
今回の下地材は普通のフェルトを使用していますが、ご予算にゆとりがあるならば、ハイクッションがお勧めです。へたりにくく、保温性、断熱性に優れております。フェルトも決して悪くはないですが、ハイクッションがお勧めです。今回の工事は6畳間の張替えでしたので工事費等で10万ほどかかりました(ウールのいい絨毯を使用しました)同じカーペットでもやすい絨毯でしたら半額でも工事は出来ます。ただカーペットとは長いおつきあいですのでそこそこの物を使用した方が後々のためにはいいかと思います。
こんな変形のカーペットも制作してみました。オーダーカーペットに出来ないサイズは無い!!!位の勢いですね、これくらいの変形カーペットですと現場での施工が必要になりますので私ども専門家に採寸等はお任せいただければと思います。今回の現場はもともとはフローリングだった所をカーペットに変更した工事です。
施行例2
カーペットの施工時の注意点を何点か記載しておきますね。これは一般住宅のカーペット工事でも施設の張替え工事でも同じ事ですが、
1 カーペット張替え時には必ず臭いが発生します
工事を伴うカーペット張替え時には多かれ少なかれ臭いが出ます。また臭いについては個人差が非常にありますのでどれくらいの臭い??とも言えません、カーペットの種類、張る㎡数換気の程度などなどによって臭いは変わってきます、臭いが気になるのでしたらそもそも張り替えをお勧めいたしません。絶対に臭いはあります。
車の新車だって臭いありますよね(ただあれが新車の臭いっていい匂いの人もいれば嫌な人もいるはずですからね)。よく臭いで頭が痛くなるという方もいらっしゃいますが、多少なりとも化学物質は使用していますので過敏症の方は、基本何もしない方がいいので張替えなど行わない方が無難ですね
2 ジョイントの部分が目立つことがります、大きな㎡数のカーペットの施工をする際には必ずカーペットをつなぎ合わせることになります、その際に継ぎ目が目立つことがあります。(まぅたくなくすことが不可能です)これは職人のうまい下手にも影響はありますが、よほどのことでないと、そこまで攻めることは出来ませんのでつなぎ目は出来ると思って下さい。
また歩行が多い場所ではどうしても継ぎ目からカーペットがほつれて気安いのも事実としてあります。施工時に出来るだけ継ぎ目は人が歩きにくい場所にしてもらいましょう。
3 カーペットの「くも現象」・・・・・別枠でも説明していますが、カットパイル上のカーペットを施工すると、シミのように色が変わる現象があります。これはカーペットのくも現象と言って発生することがあります。大きな面積のホテルなどによく起こる現象です。
現在このくも現象を防ぐことは出来ません。その場合はループ上のカーペットをご使用することをお勧めいたします。ただ見た目はカットパイル上の方が高級感がありますのでほとんどの施設ではカットパイルのカーペットを使用していますね。もしくも現象が出た場合は施工店やメーカーを攻めないでくださいね(ただ事前の説明は施工店には必用ですね)
4 フェルトグリッパー工法でのシワ・・・歩行の多い場所でこれはお客様の歩き方等にも問題がありますがまれにカーペットにシワが出来ることがあります。どうしてもカーペットや絨毯、じゅうたんは繊維物ですので引っ張れば伸びます。フェルトグリッパー工法と直貼り工法では施工方法が違います、直貼り工法では糊で全面を接着しますのでカーペットやじゅうたんが伸びることはまずありませんが、フェルトグリッパー工法では、カーペットやじゅうたんを引っ張って周りのグリッパーに引っかけているだけですので、それ以上の力で引っ張られたらシワも出来てしまいます、また水などの水分をこぼしてしまっても、シワが出来ることがありますので、ご使用後は注意して下さいね
5 無駄毛について・・・・ウールやアクリルのなどの紡績糸で作った絨毯は必ず無駄毛が出てきます、これは不良ではなく紡績糸ではどうしても起こりうる現象になります。
特にカットタイプのじゅうたんなどでは沢山の無駄毛が出てきます(ループタイプのカーペットの方が無駄毛が出にくい傾向があります)
この無駄毛は使用している内には、次第に収まってきますので、それまではまめな、お掃除を心がけしましょう。無駄毛が出やすい繊維は、ウール(毛100%)のカーペット、綿(コットン100%)のじゅうたん、アクリルの絨毯、レーヨンのカーペットなどが無駄毛が出やすいですね。無駄毛が嫌な方は事前にお店の人に相談するか、ナイロン100%の物を選んだ方がいいですね。ポリエステルの繊維のカーペットでもその糸の制作方法によっては無駄毛が出ます(ポリエステルだから安心というわけでは、ありません)
6 よくパンチカーペットを両面テープで施工される方がいらっしゃいますが、両面テープでは本来の接着力が出ません(あくまで部分部分の接着です)ので本来は糊でしっかりと施工した方がいいですね。同様にカーペットを両面テープで施工するかたも、施工後のシワなどが出たり、カーペットが伸びたりする可能性があるので注意してください。
カーペットシーミングについて
カーペットのシーミング(つなぎ合わせ)についてご説明します。カーペットは製造段階ではロール状のものになっていて、大きさは巾が364cm長さが20Mの物が一般的に作られていてメーカー倉庫で保管されています。巾は最大でも400cmになります、これ以上の物は折れる織機が(カーペット織機)ないのでこのサイズが最大になります。かりにこれ以上が作れても、今度は運搬する方法が困りますよね
しかし大きな現場では巾が364cmでは間に合わない事が多々あります(ホテルや公民館、公共施設などは。。。。。。)その場合は実は1枚のカーペットや絨毯ではなくて、現場で職人さんがカーペットをつなぎ合わせています、このことをシーミング加工といいます。
左の写真は一般的なシーミングのアイロンになります、高温になることが出来て、約200度の熱でシーミングテープを溶かしてカーペットやじゅうたんを貼り付けすることが出来ます。
これが一般的なシーミングテープ(色々な種類がありますが代表的な物です)になります、裏側はガムテープの様な感じで、表には強力な糊を固めてある(触ってもべたべたしないし粘着性もない)部分が筋のように入っています、このままではなんの接着力も有りませんが、シーミングのアイロンで溶かすことによって、強力にカーペットやじゅうたんをつなぎ合わせることが出来ます。
巾は9cm位で長さは20mほどで1本になります。もちろんつなぎ合わせて使う事も可能です。ちなみにテープをアイロンで溶かした時には非常に高温になりますので、やけどには十分注意してください。
セットの仕方ですが、まずはつなぎ合わせたいカーペット同士を並べて、その下にシーミングテープを置きます。このときに事前にカーペットのジョイント部分同しの目をしっかりと合わせておきましょう、がたがただとせっかくの合わせ目も綺麗に仕上げることが出来ませんからね。
テープを切るときには少し長めにしてくださいね(もったいないけどね)熱で溶かしてくっつけるシーミングテープは非常に強力につきます。最初はあまりなどで練習してからの方がいいと思います。でも素人さんもで出来ますから安心してくださいね。
じゅうたんシーミングアイロンのセット
写真の様に、先ほどセットしたカーペット、シーミングテープの上にアイロンをセットします、カーペットの下にアイロン、アイロンの下にシーミングテープといった感じです。
アイロンを置くと暫くしたらテープの接着剤が溶けて煙が出てきますが問題有りません(臭いがしますけどね)10秒くらいしたらカーペットとシーミングテープにそってアイロンをずらしていきます。
テープは糊の部分が解けていますからアイロンをずらしたら、カーペット同士を押さえて接着します。このときはカーペットも熱を持ちますので火傷には注意してください(軍手などははめて作業をするといいですね)
少しずつ、移動しながら、テープを溶かし、カーペットをくっつけを繰り返します。
ご覧のようにカーペットが綺麗にジョイント(つなぎ合わせ)が出来ました。上手になると継ぎ目がどこにあるかわからないほどになります。ちなみに写真は私がやったのですが上手とは言えませんね(笑い)
注意点はアイロンをおきっぱなしにして火事にならないようにすること!!!当たり前ですが、目を離さない、おわったらすぐに電源を切ってコンセントを抜く、洋服のアイロンと同じです。それとアイロンを取るときにシーミングのテープが糸を引くことがあります(熱で接着剤が溶けているため、糸を引くことがある)表のカーペットに付いたら大変ですので気をつけてくださいね。
ゆうあいでもオーダーのカーペットがよく売れています、その中での問い合わせで多いのが部屋が大きくてカーペットの巾が足りない、シーミングが出来ないとのお問い合わせが多いので、今後はシーミングのアイロンのレンタルを開始していこうかと、考えております。お買い求めになるには高いですので・・・・(普段使うことはまずないですからね)シーミングアイロンのレンタルは期待して下さい。ただし取扱には十分に注意してください。