
パンチカーペットとは?
薄手で軽量、施工が簡単な床材です。
他のカーペットに比べて価格が安いため、コスパが良いです。
自由にはさみでカットできるので、DIY素材としても人気です。
高い耐久性があるため、イベント会場や展示スペース、表彰式や結婚式、学校・公共施設など多くの人が集まる場所にも最適です。
工事現場の床養生などにも使われています。
素材について
パンチカーペットは主にポリプロピレン(PP)やポリエステルなどの合成繊維から作られています。
これらの素材は軽量で水や汚れに強く、コストパフォーマンスにも優れています。
表面は短い繊維が圧縮されており、耐摩耗性に優れていて長持ちします。
また、防炎性能を付加したタイプもあり、公共施設やイベント会場などの安全基準にも対応可能です。
こちらをご覧の方で、ウール素材の『毛氈(もうせん)』についてご興味のある方は、記事最後までお読みください。

カラー・バリエーション
定番のグレーやブラックはもちろん、レッド・ブルー・グリーンなど、空間を彩る多彩なカラーが揃っています。
イベントのテーマカラーに合わせたり、学校行事や商業施設での演出にもぴったり。
カラーバリエーションが豊富だからこそ、イメージに合わせた空間づくりが可能です。

簡単施工
はさみやカッターで切れて、施工場所に合わせて自由に形を整えられます。
特別な道具がなくても、誰でも手軽に設置できます。
使い終わったら、くるくる巻いて保管できるのも嬉しいポイント。
購入のポイント
買う前にチェック!
ポイントおさえて失敗しない買い物をしましょう。
1. 幅を選ぶ
まずは使う場所に合わせて「幅」を選びましょう。主流は91cm幅と182cm幅ですが、他にも90cm・150cm・180cm幅のタイプもあります。
- 90〜91cm幅
通路・壁際・展示棚の足元など狭めのスペースに
91cm幅を探す>>
- 150cm幅
中規模スペース、作業場や控え室などに
150cm幅を探す>>
- 180〜182cm幅
会場全体、イベントホール、舞台など広い空間に最適
182cm幅を探す>>
2. 色柄を選ぶ
- お祝い事には「華やかなレッド」
開店祝いや式典など、特別な場にぴったり!
- 落ち着いた雰囲気には「木目柄」
店舗や仮設スペースでも高級感を演出
- シンプル派には「グレー」「ネイビー」「ブラック」
汚れも目立ちにくく万能です
3. 裏面の素材で選ぶ
- ラバータイプ
ゴム裏でズレにくく、滑り防止に効果的
ラバータイプを探す>>
- 非ラバータイプ
軽量で取り扱いが簡単。コスパ重視に◎
非ラバータイプを探す>>
- 吸着タイプ
テープ不要で床にピタッと密着。簡単施工に便利
吸着タイプを探す>>
4. 購入する長さ
毛氈(もうせん)とは?
毛氈はパンチカーペットとは異なり、素材・用途に由来する名称であり、製法はフェルト系になります。
羊毛を圧縮してフェルト状にした伝統的な敷物です。
主に格式のある場面で使用され、高級感があります。
そのため、和の行事や厳かな場面にぴったりです。
使用シーンとしては、茶道・華道、雛人形の台座、お寺・神社の式典、舞台・式典・展示会の高級敷物として使用されています。
- 特長1 見た目が上品・格式がある
落ち着いた色合い(赤・緑・黒などが多い) 表面がなめらかで美しく、雰囲気が引き締まります。
式典や伝統行事で使われる理由の一つです。
- 特長2. 厚みと重みがある
しっかりとした重みがあり、めくれにくさがあります。
地面にしっかり馴染みます。
舞台や雛壇に敷いても安定します。
- 特長3. 防音・断熱性がある
厚手の素材なので、音や冷たさをやわらげます。
下に敷くだけで快適な空間づくりができます。
- 特長4. 滑りにくい
表面にやや摩擦があり、物が滑りにくいです。
茶道の道具や展示物なども安定して置けます。
- 特長5. 高級素材(本来は羊毛)
高級天然素材のウール(羊毛)を圧縮して作られています。
毛氈(ウール100%)はこちら>>
毛氈(ウール80%、レーヨンを20%)はこちら>>
安価な毛氈風フェルト(ポリエステル100%)はこちら>>
上記3点とも生地サンプルをご用意できます。
ちなみに、レッドカーペットは通常は化学繊維(ナイロン・ポリエステルなど)でできています。
また、英語では「red carpet」は「歓迎・敬意の象徴」として使われる言葉であり、「roll out the red carpet(赤じゅうたんを敷く)」=「大歓迎する」という意味の慣用句になるそうです。