ゆうあいの豆知識コーナー

東リさんのデザインラグが有名ですが繊維にアクリルを使ってウールのようなボリュームををもたせて最高の踏み心地を実現したラグです。中国段通の様な感じです さまざま色の糸が使えるので　オーダーのデザインの制作も可能です、なかには写真を送ってそれをベースにラグにすることも可能です
ウール同様アクリルは短繊維に付き無駄毛が出やすい（出ます）のが短所とあと カーペットの裏貼り付けの際にラテックスという糊を使用しますが、その糊の臭いがきつい物もあります（メーカーによって差はありますが・・コストを抑えると品質の悪いノリを使用しますので、臭います）重さも密度もしっかりありますので長い期間の使用が可能なので長期的に見ればお安いカーペットではないでしょうか？

ダイニング用のラグの特徴はなんといってもそのサイズです通常のラグは185×185や200×250などのサイズですがそのサイズではダイニングテーブルを置いて椅子を載せると若干小さいんです。そのためダイニング用のラグはサイズが180×220ｃｍや220×250ｃｍと少し大きめに作られているのが特徴です
付加価値としては撥水性能が付いている物が多く、水などの水分をこぼしてしまっても水玉になってすぐに拭けばカーペットに汚れが付くのを防げます。ただ注意点があります
1　水分はあくまで常温に限る（お茶やコーヒーなどの暖かい物は撥水しにくい）
2　すぐに拭かないとだんだんしみていくの注意（撥水性能は持続可能品ではありません）
3　効果は月日と共に落ちていく（撥水性のが使用しているうちにはじょじょに落ちます）
あくまで繊維に撥水の機能をもたせておりますので　撥水性には限界があります 撥水性能のみを追求するならばクッションフロアなどの塩化ビニール系のラグをお勧めいたしますが繊維物とはさわり心地が違いますので　そのあたりはご了承くださいね

アジアンテイストラグとは柄の事ですが最近は折り方がフラット織り(平織り)のラグの事をよく言います。フラット織りはウイルトン織りの一種で表面に毛をたてずにあえて絨毯のふかふか感を出さずイメージとしては麻（リネン）やサイザル麻風の感じに仕上げている折り方です。素材はほとんどがポリプロピレンで主にベルギーやエジプト、などのヨーロッパで折られているカーペットです
ウイルトン織り・・・・18世紀にイギリスで開発された機械織りの手法で手織りの感じを機械で表現しているのが特徴、しっかりと編み込まれた感じが手織り風の出来になります　細かく織るほど柄がより繊細になり（柄が細かくなる）高級とされています
アジアンテイストな雰囲気を出すにはこのような籐やや麻の素材感を生かしたラグがいいですね　

ふわふわタッチのラグは・・・字のごとく　触った感じがふわふわで思わずほおずりしたくなるタイプのラグです　素材は主にアクリルやポリエステル（マイクロファイバー繊維）などです
カーペットの大きなサイズは汚れなどの関係であまり種類は少ないのですが小さなラグでは大変人気です。特に小さなお子様がいる方には汚れは別として、転倒時の安心性がありますしなによりも気持ちがいいのが一番ですのでお勧めです。 短所としては毛先が丸まりやすい（カール）のが短所です　どうしても繊維1本1本が細い物を使用していりますので（そのため柔らかいタッチがうまれる）ラグなどで毎日踏み続けられると毛がつぶれやすくなります。ただラグは基本消耗品ですので1～2シーズンではお取り替えをお勧めしますのでそうのようになったらお取り替えをお勧めいたします。

シャギーラグとはラグの代表的な名前です。　毛足が25mm以上ある長い物の事をさします。中には50mmなど非常に長い毛足の物もあります
毛足が長いと高級感と踏み心地が最高です、欠点は掃除がしにくいかな・・・ 一部使用した当初は毛が抜ける事もありますが、次第に落ち着きますのでご安心下さい
シャギーラグは日本ではアクリルやポリエステルが主流ですが海外ではナイロン製のシャギーラグも豊富にあって非常に丈夫にできていますが手触りは少し固めです 日本ではシャギーの人気は今ひとつですが海外ではシャギーラグやカーペットは大変人気があり、色柄も多数存在している売れ筋の商品です。

大人気の住之江さんのスミトロンマルチシャギーラグ・・・・・毛足50mmの非常に長いパイルを使用、それでいてさらっとしていてちくちく感がまったくなく、ボリュームが満点のカーペットです。機能も防ダニ、滑り止め付き、トリプルフレッシュ（消臭効果）など機能面も充実している優れものです
余談ですが私も自宅で使用してるラグです。掃除機でも意外と簡単に汚れが取れますし　汚れが目立ちにくいので食卓の下にも使用していますが問題有りません かなりお勧めの商品です。

夏の定番イ草ラグですイグサとは単子葉植物イグサ科の植物です　産地は主に中国やインドなど山野の湿地に生えています、イグサのことを， 燈心草（トウシンソウ）とも呼ばれています。
主に畳表を作るのに使われております、畳表にはグレードの高い部分を使用しますが、それ以外のグレードが落ちる部分をイグサのラグなどに使用使用します（一部高級なイグサラグにはいいグレードを使用しますが・・・）イグサラグは畳を保護するのに使用したり茣蓙、ゴザとして使用します
機能として撥水性をもたせたカーペットにしたり防音性能の裏地を付けたラグなどあります。イグサはどの独特の香りで日本人にはいい香りで和室をイメージさせる効果がありますが最近は洋室の一部にも使用して和洋折衷にもなっております。 またイグサラグはオーダーでサイズ加工も出来る物があり最近の変形室にも対応しております　イグサやゴザ（茣蓙）は価格面から多少のささくれや目飛びがありますが 天然の素材なのでそのあたりはご了承いただきたく思います（一部高級イグサは素材を厳選しておりますのでそのようなことはありません）