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素材別じゅうたんの特徴とお手入れ方法
じゅうたんに使われている素材は大きく分けて、天然繊維と化学繊維の2つに分かれます。じゅうたんにどんな素材を使っているかによって、質感の特徴はもちろんお手入れの仕方も異なってきます。また、使用するお部屋・空間もそれぞれ適したものがあるため、種類ごとにその特性を把握しておきましょう。
まず天然繊維からご紹介します。ウールは、羊の毛を用いて作るものであり、セーターやマフラーなどじゅうたん・カーペット以外でもさまざまな製品に使われ、手触りが柔らかくて暖かいのが特徴です。ウールの表面は人間の毛と同じようにウロコ状のキューティクルが表面があるため、水をはじき汚れにくいという特性も持っています。夏冬オールシーズンで使うことのできる、優れた材です。
次に綿・コットンです。熱帯・亜熱帯地域で栽培されるワタの種子についているものであり、これを繊維として紡いだものがコットンになります。こちらも肌着に使われるほど手触りが良く、夏は涼しく冬は暖かいため季節を問わず使用できるのが特徴です。静電気が起こりにくいというのもメリットのひとつです。
絹・シルクは、蚕の繭より紡がれた繊維であり、繊維が細くしなやかで、つややかな独特の光沢を持っています。日頃のお手入れを丁寧にすることで、何十年もその美しさを保つことができます。ただし、摩擦に弱いため大人数が行き来するような箇所には不向きの材です。水にも弱く、また紫外線を浴びると黄色に変色してしまうため、水や直射日光には充分注意しましょう。汚れが酷くなった場合は、クリーニング業者に一任しましょう。
麻は、中央アジア原産とされるアサ科の植物で、羊毛や綿よりも硬く耐久性があります。通気性に優れ、汚れにも強いためお手入れが簡単なのも特徴的です。
続いて合成繊維です。木材パルプや綿を化学的に溶かして繊維に作り替えたリサイクル繊維であるレーヨンは、大量生産が可能でしたが、他の合成繊維と比べ耐久性に難があったため、現在では利用が減っています。
ナイロンは、石油をもとに作った合成繊維であり、中でも最も耐久性・耐摩耗性において優れています。大人数が利用するオフィスやホテルなどで使用するじゅうたんなどにも用いられます。
アクリルは、石灰岩や石油を原料としており、ウールに近い合成繊維であるため、軽くて柔らかく、また保湿性が優れており、また染色も良いためデザイン性・カラーバリエーションが豊富で有用性が高い素材です。
hr