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歴史をさかのぼるラグマットの起源
現在、洋風化した日本の家では、畳より洋間のほうが断然多く、カーペットやラグマットが日常的に使用されています。そんなラグマットですが、おそらく外国から伝わってきたであろうことは想像ができますが、その歴史はどのくらい遡るのでしょうか。
そもそも、ラグマットの起源となるようなものはいつ頃できたのでしょうか。その歴史は古く、人がまだ洞窟や洞穴に暮らしていた頃に遡ると言われています。その頃は獣の毛皮などを敷物として使用していたのです。今から3000年前位には、イランあたりで毛足の長い絨毯が作られるようになり、その後、手織りの絨毯はシルクロードを渡ってヨーロッパに伝わり、世界中に広まりました。
18世紀になると、機械でのラグマットが誕生し、現在へと繋がっています。
日本では、縄文時代に植物を素材としたむしろの原型のようなものが作られていました。外国からの伝来は、室町時代になってからで、江戸時代には日本国内で今のカーペットに繋がる敷物が作られました。
このように、歴史を振り返ると、古くから人々の生活には欠かせないものであったことがわかります。そして、人間の進化とともに敷物も進化を続けてきたのだと理解できます。
現在の生活にも欠かせないものですが、今では多種多様なものがあります。使う人、使う場所によっても様々で、デザインや素材も豊富になっています。
そもそも、現在広く使われているラグというものは、いわゆるカーペットより小さい物を言います。リビングルームのソファの前に敷いたり、ダイニングに敷いたり、玄関用やペット用など、その用途は幅広いものがあります。敷く場所によって、毛足の長いものであったり、撥水加工のものであったり最適なものが異なります。
また、ラグは小さいためにカーペットには付けることができない機能を付けることが可能です。洗濯機で丸洗いできるものや特別にクッション性を良くしたものなどもあります。さらには、近年の節電やエコの流れに伴い、夏は冷たく感じる素材のものや冬は遠赤外線効果で座っていると暖かくなるものなどもあります。消臭や抗菌効果のあるものも登場しています。
そして、カーペットと異なるラグマットの特徴は、非常にデザイン性に富んでいるということです。
さまざまな色や柄があり、カーペットにはない大胆な柄も楽しめます。家族が集まるリビング向けの柄や明るいキッチン向けの柄、安らぎの寝室向けの柄など、部屋ごとに他のインテリアとの調和を考えて選ぶことができます。
このように、人間の生活に常に寄り添ってきたラグマットです。これからも私たちの生活をきっと豊かにし続けてくれるでしょう。
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