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意外と知らないじゅうたんについての基礎知識
じゅうたんとカーペットって違うもの?
「じゅうたん(絨毯)」や「カーペット」、「ラグ」など似ているようなものでも色々な呼ばれ方がされています。一体、これらの何が違うの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。
それでは、まずじゅうたんとカーペットについてチェックしていきましょう。
この2種類、実は呼び方が異なるだけであり基本的には同じものを指しています。日本語の「絨毯」の「絨」は毛織物のことであり、「毯」は、けばだつという意味があります。英語の「カーペット」の語源はラテン語の「カルペレ=毛をむしる」ということから来ているとも言われています。日本語か英語かの違いだけであって、同じ敷物のことを指していますから、どちらの呼び方を使っても問題はありません。
ただ、日本では比較的値段が高く、手作りで作られているような敷物のことをじゅうたん、そして安価に手に入れることが出来る既成品のような敷物をカーペットと呼ぶ傾向にあります。
それでは、次に違いの分かりづらいカーペットとラグの違い方についてチェックしてみましょう。これらも特に違いについて厳密な決まりなどはないのですが、大きさの違いによって使い分けられることが多くなっています。
「ラグ」というのは一般的に200cm×250cmくらいまでの小さめのものを指し、それ以上の大きさのものですとカーペットと呼ばれます。また、海外では国によって使い分け方が異なっていたりもします。
イギリスですと、部屋にピッタリと敷き詰めるタイプの敷物をカーペット、そして敷き詰めない敷物がラグと呼ばれています。また、アメリカの場合ですと機械で織られている敷物をカーペット、そして手織りの敷物をラグと言います。日本での呼ばれ方もこうした国々での呼ばれ方と同じようになっていることが分かります。
じゅうたんのお手入れ方法
部屋にじゅうたんを敷いているご家庭も多いかと思いますが、普段どのような手入れをされているでしょうか。
フローリングや畳などの部屋とまとめて掃除機をかけるだけで、とりあえず日頃の手入れとしては十分です。出来れば毎日、少なくても1週間に2回は掃除機でホコリを吸い取ってあげるようにしましょう。じゅうたんの毛並みを起こしてあげるような形で掃除機をかけるとしっかりとホコリを吸い取ることが出来ます。また、新しく購入したばかりのものですと、余分な毛(遊び毛)が飛び出してきてしまいがちですが、掃除機をかけて吸い取っていくうちに減少してやがて収まりますから無理に一度に取り除く必要はありません。
また、日頃のお手入れでは取りきれない溜まった汚れを落とすためには定期的に違ったケアをしてリフレッシュさせてあげる必要があります。まずは、ホコリの叩き出しです。掃除機できちんと吸い取っているつもりでも、細かいホコリなどが入り込んでしまいますので、天気の良い乾燥した日にまずは半日ほど日陰乾燥させてあげます。それから棒などで叩いてホコリを出します。じゅうたんはいつも同じ方法で敷いていると一部分ばかり消耗してしまいますから、再び敷く時には今までとは違った向きに変えてあげると均一になります。
そして、半年~1年に1回程度は拭き掃除もしてあげましょう。バケツ1杯のぬるま湯に中性洗剤をキャップ1~2杯溶かします。雑巾を浸して固く絞ってからじゅうたん全体を拭きましょう。その後、水洗いした雑巾で洗剤を落とし、最後に乾いたタオルにて乾拭きをして終了です。ひどい汚れがついてしまったときなどは、すぐにこの方法で拭きとってあげるようにしてください。
じゅうたんを敷くメリット
じゅうたんを敷かずに床をそのまま使用するというのも悪くはありませんが、1枚敷いてあげることによって様々なメリットがあります。まずはメンテナンスの容易さが挙げられます。もしも床をそのまま使っていると、傷がついたり、焦げてしまったり、拭いても取れないような強力な汚れがついてしまうと床材を取り替えるというのは大変です。そのため、見た目は悪いけれども無理やりそのまま使い続けるというケースも多いでしょう。メンテナンスの容易さ、そして費用面も併せて考えるとじゅうたんが非常に重宝します。日常的なケアも簡単に自分でおこなえますし、新しく購入するという場合にも床材を取り替えるよりもコストははるかに抑えられます。
さらに、寒い時期には硬い床材の上を素足で歩くとヒヤッと、とても冷たく感じます。そして長時間その上で過ごしていると足元が冷えてしまい、そこから全身が冷えてしまうこともあります。じゅうたんは熱伝導率が低いため素足で触っても冷たさはありません。また、保温効果が高いために、暖房を強くしなくても暖かく過ごせて電気代の節約にもつながります。
小さなお子さまがいるご家庭でしたら、滑って転倒してしまったときの衝撃を優しく吸収してくれるため安全性も高まります。また、バタバタと走り回ったり、飛び跳ねたりした際の衝撃音も吸収してくれますから騒音対策にもなります。
hr