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世界各地で広まっていったカーペットの歴史
ほとんどの人が何気なく目にしていて使用しているカーペットは世界中で愛されているインテリア商品として確立されています。
元々カーペットが日本で生まれたものではないというのはご存知だと思いますが、どうやって世界中で使用されるほど広がっていったのかなどのカーペットに関する何気ない疑問などをご紹介していきます。
カーペットの起源は紀元前4000年のモンゴル、トルキスタンだと言われています。
この頃のものは織物として出来ており、それも動物の皮や草木などを材質に使われていたようです。
これらの敷物が湿気を防ぎ寒さをしのぐために用いられたといわれています。
そこからシルクロードを行き来する商隊によって世界中に広がりをみせていきました。
その広がりから様々な産地ができ、その生産技術も高まっていき、繊細な技術が必要な幾何学模様や、複雑な絵画を描写したような色合いの絨毯が製造されていきます。
特に今でも最高級品として有名なものはペルシャ絨毯などが挙げられます。
こうやって世界各地で生まれていくカーペット文化はそれぞれの民族性などを色濃く反映していき、独自の文化として発展していきます。
産業革命以降の現代となると蒸気機関や紡績機や織機などが開発され、手織りだけではない高度な技術を使うことで大量生産が可能になっていきます。
では日本では何時頃にカーペットの文化が到来したのかというと、意外にも奈良時代に渡ってきています。
これは仏教が伝来した時期であり、世界中で流行ったのと同じくシルクロードを渡ってやってきています。
しかし実際に製造されるようになるには江戸時代に入ってからで、緞通と言われています。
これが九州の鍋島藩で製法が確立され、全国各地に製法が広がっていきます。
明治時代からは洋風建築が流行したため、大きく需要が高まっていきます。
そこで西欧風の機械織り敷物を外国から輸入し、それを中国語のティータンを由来としてじゅうたんと呼ぶようになります。
多くの手織り業者が機械生産をはじめていき、外国から輸入されたじゅうたんを元にしてここからじゅうたんの文化が日本に芽生えていくようになります。
現在は生活にかかせないものとして様々な機能を追加しています。
寒さや湿度に対する初期の特徴からは考えられない快適さがあり、具体的には防ダニ対策や防炎効果に防音効果、撥水効果、抗ウイルス効果などです。
さまざまな環境や生活スタイルに合わせるように多くの種類を生み出し、今後も時代とともに進化していくのだと思います。
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