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スチームで掃除できるラグを選ぶ
ファッション性の高いラグを購入した場合、心配なのがお掃除です。汚してしまったら、大物なだけに自宅で洗うのも大変ですし、そもそも洗えるのだろうかという心配もあります。実際にラグの種類を見ていくと、ウォッシャブルOKの物も少なからず存在します。しかし、その柄が気に入らなかったり、質感が気に入らないと言う物もあるでしょう。では、最近流行のスチームの出る物で掃除する事はどうなのでしょうか。
一般的にラグのお手入れは、汚れた部分に中性洗剤を薄めて染み込ませて汚れを浮かせて叩いて落とす。というのが一般的な方法です、丸洗いする事はほとんど無いでしょう。ですから、スチームで掃除をする事も有効な手立てと言えます。また、熱を掛ける事によって寝てしまった毛が立ち上がってふんわりとしてくるという効果も有るようです。他にも、高温で霧状になった物を吹き付ける為、殺菌・除菌効果もあると言われています。小さなお子さんがいらっしゃるお宅では良い方法だと言えるでしょう。
さて、ここで気をつけて戴きたいのがお掃除方法によっては適合しない素材もあると言うことです。いくら、掃除器具の方でラグへの使用を推奨していたとしてもつかえないという物も存在しています。アイロンなどを良く使われる方ならお分かりの通りです。衣類でもそうですが、温度のタイプが3種類程度に分かれており素材によって低中高と当てる熱を変える形を取る事になります。それは、熱に弱い素材も存在するからです。熱に弱い物に使った場合、艶が無くなったり、最悪の場合縮れてしまうなどの危険性がありますので使用する場合は十分考慮する必要があります。
では、定期的に除菌を兼ねてスチームを当てたい場合はどうしたらよいでしょうか。当然ながら、購入時に店舗で相談するのが最も安全な方法と言えるでしょう。衣類の様に、高温の物を当てて良いですよという表示は基本的に存在しません。ですから、店員さんが知っている素材情報からそれなりの返答が得られるのでは無いでしょうか。通販で分からない場合は、メーカーに問い合わせして貰う事も可能です。一般的にアクリルやナイロンといった、合成繊維は熱に弱い性質がありアイロン掛けでも低温で行う場合があります。こう言う物で使用を考えている場合は、お安い物ですから汚れたら買い換えることを前提に選ぶ事も1つの方法です。メーカーで分からない場合は、掃除器具のメーカーに問い合わせてみるのも1つの手です。明確な答えを得てから、購入に踏み切る事が失敗しない方法でしょう。
hr