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ロールスクリーン(ロールカーテン)とは
ロールスクリーンは窓辺の装飾品を始め、事務所の窓、間仕切り、映写用など幅広い用途に使用されている商品です。メカ物の中でもブラインドの次に販売量がある商品です。近年は窓辺の装飾はカーテンからすっきりとしたブラインドやロールスクリーンなどのファブリックに変わりつつあります、当社でも販売の半分はこれらのメカ商品になっております。
ロールスクリーンも従来の標準のものから最近は小型のスリッド窓タイプ、レース生地とセットのダブルタイプ、商業施設で使用出来る大型タイプや電動タイ プ、そして最近は、横ボーダーの柄で面白い動きをするビジック、やヂュオレなど・・・・・・。これからますます目を離せないのがロールスクリーンですね。
ロールスクリーンも各社低価格な物を出してきております、タチカワさんですと「マカロン」シリーズ、TOSOさんは「コルト」シリーズ、ニチベイさんは「ポポラ」シリーズなど、これらは皆ロールスクリーンの生地で縦型ブラインド、プリーツスクリーンなど制作が可能な商品で同じ部屋で小窓はロールスクリーン、出入りの窓は縦型ブラインドなどにすることも可能です。
ロールスクリーンの事をよくロールカーテンとかカーテンスクリーンなどいいますが、一般的な言い方はやはり、ロールスクリーンですね。ちなみにタチカワさんはロールスクリーンの事を「ラルク」ニチベイさんは「ソフィ」トーソーさんは「ロールスクリーン」です。それぞれ言い方が違いますのでご注意お願いします
標準スタイル
ロールスクリーンの標準スタイルです。ロールカーテンには後ほど説明しますが、シースルーの生地、遮光の生地、すだれ調の生地、などの種類があります。中にはご自分の気に入った生地をロールスクリーンにすることも出来る物もあります(色々と条件がありますが)ロールカーテンは一般にすっきりすることが出来るので窓に使用する事が多いですが開けてしまうと中が丸見えになってしまいますのでロールスクリーン+
レースカーテンを組み合わせたり、ブラインドを組み合わせたりすることもあります。
ロールスクリーンの操作方法は各社言い方は違いますが、プルコード式とチェーン式の大きく分けて2つあります。さらに細かく仕様はありますがここでは簡単な説明のみしたいと思います。プルコード式はロールカーテンを引っ張ると生地がおりてきて少し引き下げると巻き戻される構造です、主に小窓や腰高の窓には向いている仕様です。チェーン式はたったまま腰を曲げずに生地を上げ下げできるので主には掃出し窓に向いている仕様になります。
縦型ブラインド+ロールスクリーンの組み合わせです。同系の色目で統一すると見た目も綺麗で違和感がありません。最近は同じ生地にての制作が出来る物が増えてきましたが、柄物の同一生地ではまだ存在していません。黄色のカラーも元気カラーでキッチンなどにお勧めです
ロールカーテンのストライプ柄です。ストライプ柄がロールにはよく合う柄です。縦長の物が多いので部屋を広く見せる効果があります。
ロールスクリーン ダブルタイプ
ロールスクリーン(ロールカーテン)のダブルタイプ(厚地とレースがセットになっている)です。ロールカーテンの欠点が開けると中が丸見えになることだったのですが、いままでは中にもう一台レース生地のロールスクリーンをいれて2重にしていたりも、しましたが、コストがかさむのと場所がとられることがデメリットでした。ダブルタイプはメカ部分は多少標準タイプよりも大きいですが、2台取り付けするよりは小さくて価格も安めになっていますので2台付けようと思っている方にはお勧めですね。
注意点はメカ部分が大きいために下地はしっかりとした場所に付ける!枠中に付ける際は大きさを考えないと、以外とごつくなります。枠中よりも壁面に付けて窓よりも少し高めに取り付けする方がお勧めです。操作方法はワンタッチ式とプルコード式になります、2重のロールカーテンが必要かとの議論も出ますが窓の外が人通りの激しい場所でしたら昼間ロールカーテンを開けっ放しには出来ませんね。
やはりレース時のスクリーンやレースカーテンがほしくなりますね。ロールスクリーンのダブルタイプですが若干故障しやすい様に思います(過去の経験から・・・・・)そんなことメーカーさんが認めるわけ無いですけどね・・私は本音で語りますので、ご参考にしてくださいませ。
ピンク系のロールカーテンダブルタイプです
グリーン系のロールスクリーンダブルタイプです
ロールスクリーン小窓タイプ
ロールスクリーンの小窓タイプって??どんな所につけるんですか?それは小さな窓ですよ、最近はスリッド窓といって非常に小さく縦長の窓があるんです。それが並んで2、3窓も、こんな時に取り付ける物としてロールスクリーンやブラインド、シェードなどがあります。ロールスクリーンも幅がな・な・なんと最小10cmから出来ます。
10cmですよ~~~なんかおもちゃみたいですがね、操作はチェーン式のみです。スリッド窓に枠中に付ける物はこのロールスクリーンかブラインドがお勧めですね、もし枠外に付けるならば1台で大きく付けてしまうのも手ですね、1台1台付けるよりも割安ですし昼間というよりもむしろ夜に閉める為だけでしたら1台で大きく覆うのもの私は有りと思います。
このように遊び心で色の違うスクリーンを並べるのも面白いですね、小窓は大体2 ~3窓は連結していますのでこのような事が出来ますよ。
スリッド窓のロールカーテンです。オレンジなどビビットなカラーを入れてもアクセントになりますので面白いですね。
ローススクリーン遮光タイプ
ロールスクリーンの遮光タイプですが、遮光には遮光度という物があります。3級、2級、1級、完全遮光とおおまかにこの種類があります。3級が一番遮光度が弱く完全遮光が一番遮光度が強い(光が入らない)のですがロールスクリーンの場合はあくまで生地部分の遮光です、メカ上部の隙間や生地と窓の隙間からは光が漏れますのでご注意お願いします。ロールカーテンでより遮光度を強めるには枠外を覆う正面付けにしてなおかつ、窓のサイズよりも出来るだけ大きく幅を作ることがこつですね。
幅は大きければ大きいほどいいです、極端ですと天井から床まで幅はその壁一面・・・・・・ってそこまでする必要はないですよね。遮光の生地は重いので操作方法はチェーン式がお勧めです。プルコード式でも問題は無いと思いますが、長い目で見ると負担の少ないチェーン式の方が故障が少ないと思います。
遮光のロールカーテンを並べて付ける場合は必ず隙間が写真の通りあきます、本体部分をいかにぴったりと付けても生地が本体から1.5cmほどの隙間が開きます。2台合わせて3cmほどの隙間が開きますので注意してくださいね。
出来るだけ1台にした方がお勧めですね。
タチカワの遮光ローススクリーンのガラス繊維のミントは水ふきも出来ますのでメンテナンスも簡単です。またフェアはマットフィルムを使用した高輝度タイプの生地で映写幕としても使用が出来ます。
ロールカーテン(シースルー)
シースルータイプ・・・シースルーって??最近はカタカナ文字ばっかで嫌ですよね、
シースルーはレース生地の様な透ける様な生地になります。ロールカーテンで完全に締め切るのでは無く、閉めても光を取り入れて部屋を明るくする、しかし昼間のプライバシーは守る(カーテンのレースカーテンとまるっきり同じ役目です)
ダブルタイプのロールカーテンには必ずと言っていいほど厚地とセットになるのが、このシースルー生地になります。ただし種類はさほど多くはありません、はやり中途半端ですので主にダブルタイプに使うか店舗などに使用される事が多く、一般家庭ではあまり普及はしていません。今まで取り付けした場所は事務所や自動車展示場、飲食店など日中にロールスクリーンを下ろしてしまうと、店舗がやっていないと思われてしまいますので、その場合はこのようなシースルー生地が適しておりますね。
光の演出をする場合はこのシースルー生地はお勧めです。日中の日差しを取り込みつつプライバシーを守るので・・ただ夜は逆に中が透けて見えてしまうのでそこがそこが問題ですね、夜の対策をするためにカーテンなどを併用する方がいいかと思います。
和室の廊下などは透けても問題無いのでいいですね
経木 すだれタイプ
経木すだれ??ってどんな物・・・・よく寺院などで御簾ってご存じですか?竹などで出来たすだれです、それに似た商品のロールスクリーン版です、素材は竹がほとんどになります、見た目にも風情があって、さわり心地も大変ボリュームがありますので、店舗や和室の廊下等に設置することが多いですね、もちろんお値段も高額になります。
経木すだれは和風喫茶やホテル、居酒屋さん等で客室の間仕切りでもよく使っていますね、天然の竹の匂いも風情がありますね。取付時は非常に重いのでしっかりとした下地に取付が出来るかを確認してください。巻きの形も丈が長くなると非常に太くなるので収まりも確認してから発注お願いいたします。
色は白木調の色からダーク系の色まで幅広くありますのでその雰囲気にあった色をお選び下さい。色もそうですが竹の幅も色々な物があります、見た目もかわりますのでカタログだけでなく実物サンプル等でよくお選び下さいね。
経木はロールカーテンタイプとシェードのタイプがありロールスクリーンのタイプは丸めながら収納されますが、シェードタイプはぱたぱたと折りたたんでの収納になります。収まりはロールスクリーンが小さくなりますが、シェードタイプはたたんだ感じがまた風情があって面白いですね。
黒色の経木すだれもあります。経木のロールカーテンは基本的には遮光性がありません、むしろ透け感が重要になります。ただ日中下げていても部屋の外から中は見えにくくはなりますのでプライバシーは保たれます。
空気の流れもありますので、夏場には非常にお勧めです。ホームセンターなどによく売っている、屋外に設置する「すだれ」と同じ効果です。ただ値段が比較にならないくらい違いますが・・・・・経木は高額商品ですので私もそんなには沢山取り付けしていないですね。メーカーさんもっと安くして下さい。
傾斜窓タイプ
傾斜窓って・・・・字のごとくですよね 天井に明かり取りの窓が付いている場合があります、もともと光を採り入れて部屋を明るくする物ですが これが意外と夏場とかって暑いんですよね、よく取付をしますが、本当にまぶしい、暑い、付けるんじゃなかった・・・・・って聞きます。何か対策は無い?と聞かれて私どもで出来ることはロールスクリーンかブラインドの取付になります。
この2つですと完全に閉めることも出来ますし開けること事も出来ますので、窓をふさぐことなく、機能を十分発揮させることが出来ます。ロールスクリーンの傾斜の生地は出来るのが限られておりますので、専門家に相談して下さいね。ロールカーテンの本体を取り付けてから両サイドにワイヤ-が出ていますそれで生地のたるみを押さえている構造になります。完全遮光の生地を使うと本当に光がほど遮る事も出来ますので、夏場の暑さ対策にもってこいの商品ですね。冬場はこの傾斜窓は暖かいのでお客様も満足のようですがね、やはり夏が問題ですね。
今まで取り付けた例ですと、2Fのロフトの寝室、これは手が届く所に取付でしたので操作も簡単でした、窓の向きにもよりますが日差しが本当に強くて夏場は取付で汗ばむくらいです。次には1Fのリビングからの吹き抜けの窓の傾斜窓の取付・・・これはなかなか大変でした。まずは足場の確保からになります天井までですと床から約6Mはありますので、足場が絶対に必要になります。
それと操作コードですが電動で無い場合はコードでの操作になりますので、壁に沿わせてコードを取付するために少し見栄えが悪くなりますね。操作も抵抗がかかりますので少し重い感じになります。個人的にはメーカーはTOSOさんの傾斜窓がお勧めですね、あくまで個人的な感想です。
夏場まだ傾斜窓になにも付いていない方、ぜひご検討ください!
この写真はたいがい2Fの傾斜窓ですので取付も操作も簡単です。傾斜窓のは写真の通りさほど大きな窓ではありませんので、見た目もそんなには違和感は無いと思います。
色は天井を同じ感じにすれば違和感も少ないですね。予算のある方は電動タイプもお勧めです。
TOSOさんの傾斜窓ロールスクリーン「セイバー」・・・スクリーンの裏側にコーティングされたアルミニウムが窓からの光と熱戦を反射させて熱を軽減させる効果があります。エアコンの効果を高めます、室内を快適にして省エネ効果が高まります。
トップライトは夏場の光の入り方が半端ではありません、またヴェレックスなどの輸入天窓にはオプションでメーカー純正のロールスクリーンやブラインドがありますので、そちらの方がメカ部分がすっきりしていて(小さくて)お勧めします。どうしても国産メーカーの後付けのタイプは大きさが大きくてごっついので…そのあたりはご了承ください。
浴室タイプ
浴室タイプのロールスクリーンです。個人的にはお勧めはしませんが・・・・というのも
生地は防かび、ウォッシャブル等になってはいるのですが、どうしても湿気で数年するとカビが生地に生えてきてしまいます
(もっとも毎日窓を開けるなどの換気をして乾燥をさせることが出来たらそのようなことはないと思いますが、お風呂場のユニットバスでもカビが生えるのでまず無理ですよね)
カビが生えると洗濯では落ちません、市販のカビ取り剤では生地が漂白されてしまって色が変色します、カビが生えてしまったら取り返しかありませんね。それと取付がブラインドなどと違って面倒です、テンションバーもありますが隙間が開きますし、いい位置での取付が困難になります。
ブラケット付けはユニットバスの場合は下地をしっかり探して止めないと駄目ですがユニットバスの下地を探すのは困難です。木部下地は問題有りませんがお風呂場の場合はユニットバスかタイルが多いので取付方法が問題ですね。それを理解していただければぜんぜん問題は無い商品です。ただ上げるか下げるしかないので、ブラインドみたいな調光は出来ません。
浴室タイプのロールスクリーンの遮光版もあります。通常タイプですと夜に電器を付けたらシルエットが映る場合もありますので、プライバシーを重視される方には遮光タイプをお勧め致します。
抗菌防臭機能が付いていますので当初はカビなどの心配は無いですね。新品を取り付けした際は、同時に取替え生地も購入することをお勧めいたします。(汚れたら取り替えが前提になってしまうため)
こんな広い浴室でしたら、ロールスクリーンも映えますよね。前回にしたら景色が凄くきれいなんでしょうね!