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カーペットの素材について
カーペットやラグや絨毯素材についてご説明させていただきます。
料理に素材があるようにカーペットやラグにも素材があり、素材によって肌さわりや発色、機能、価格などが変わってきます。一般的な事で言うともっとも昔からある素材は「ウール」です。
最近は価格が大事なのでポリエステルやポリプロピレンなど石油が原料の物が多く出回ってきております。
ただしやはり天然素材の物は昔から有りますように、人間にとっては一番体には害が少ない繊維です。
ただこれは住宅も同じなのですが天然物にはかなりのデメリットがあります。
※たとえば住宅の木材は天然の物はそりがある・曲がるなどあります。それぞれ特徴がありますので目的にあった素材選びをお勧めいたします。じゅうたん選びの参考にしてみてください。
ウール WOOL
メリット
1 冬暖かく夏涼しい
2 燃えにくく燃え広がりにくい
3 繊維がつぶれても復元する力がある
4 汚れにくく水分を弾きやすい
5 抗菌消臭機能が備わっている
6 部屋の空気をきれいに浄化作用有り
7 自然素材で環境に優しい
デメリット
1 価格が高い
2 無駄毛が出やすい
3 特有の匂いがある
4 染色で沢山の色が出にくい
総括
カーペットや絨毯の素材の中でももっとも歴史が深い素材ですが近年は化学繊維の進歩によって出荷の量は低迷をしている物の やはりウールはウール天然の素材のもつ
優しさや人体に優しいなど人気はまだまだあります
無駄毛が出て困る方やアレルギーの無い方でしたら ウールカーペットは絶対にお勧めです
人に優しく自然に優しい繊維です ただお値段は・・・・・すみません それだけ手間がかかっているのと短時間では出来ない物(羊の成長によりますので)
いい物は やっぱり いい!!高い物です
毛100の絨毯やウール100%のじゅうたんなどは昔から愛用されており、化学繊維全盛のこの時代でも愛用する方は沢山おられます。ウールや綿、コットン、麻、ジュートなどの天然繊維は短所も多いのですが、自然の繊維なので人間にとっては体には良いとされています。
中には天然繊維でもアレルギーがある人もおりますが、化学繊維はそれ以上にNGと思います。カーペットでは90%が化学繊維のカーペットの素材でウールなどの天然繊維のカーペットはまだまだ少ないですが(日本の場合です)これからも無くなることはないでしょう、高い、無駄毛が出る、匂いがある、などの短所はまだまだ多くあるウールカーペットですが、それを補うくらいの長所もありますので、ぜひ1度ご使用してみてはどうでしょうか?
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ウールカーペットもお値段の違いがありますが、ほとんどの場合は毛の密度の問題です。簡単に言うと沢山ウールを使っているカーペットやじゅうたんはその分高い、触った感じがボリュームがある、密度がある、持った重さが重い(これが簡単な見分け方です)ウールの量が少ないカーペットは持ったときに軽いから比較すればすぐにわかります。ウールカーペットは化繊のカーペットと比べたら重さが重いのでわかりやすいですね。
カーペットを比較するサイトがあれば比較してみてください。価格の違いが品質の違いになっております。ウールカーペットをお買い求めの際には比較的高額の物をお勧めします。安いタイプのウールは品質表示が毛100%となっていてウールマークが付いていません、毛100%の表示のカーペットや絨毯はそのグレードは一番低いので、低いグレードの物を使うのでしたら化繊をお勧めします。ウールは最低でもウールマークが付いている物をお勧めします。価格ですが6畳で¥30000以上の物がある程度の目安になると思います。
ナイロン (Nylon)
特徴
1 強度 摩耗に非常に強い
2 繊維自体のコシが強い
3 無駄毛は出にくい
4 汚れが落ちやすく 速乾性が強い
デメリット
1 コストが他の化学繊維よりも高くなる
2 ハリ コシががあまり無い
3 紫外線等に強くない
4 染色するのが難しいので発色が難しい
総括
一昔前は ナイロンが主流でしたが 現在科学繊維の進歩によって ポリエスエル
ホリプロピレン等に押されて生産の量は減ってきていますが 耐久性があることから
ホテルや施設などに多く使われています 一般家庭用では最近のひやっとするカーペットの繊維はナイロンを使用していります 絨毯やラグでも同じです
タイルカーペットなどでは元着ナイロンと言って繊維の段階で色に色つけをして(繊維を作るときに一緒に練り込む)色あせしにくい作りになっており ホテルや病院 医療施設等でも多く使用されております こちらも 大きく分けて ナイロンカーペットとポリプロピレンカーペットの2種類が市場の大半をしめていますが
圧倒的に価格面でポリエステルの方が出回っております
ポリエスエル(Polyester)
特徴
1 言わずとしれた一番多く流通している繊維 服やカーペット ラグにも多くつかわれています
2 化学繊維のトップと言っても過言ではありせん しわになりにくく染色製もいい
3 価格も安い
4 無駄毛がほとんど出ない
5 他の繊維との組み合わせが容易
6 ラグやカーペット絨毯のほとんどがこの素材を使用
7 最近は繊維技術の進歩でシルクタッチ(マイクロファイバー繊維)やウールっぽい感じ 綿(コットン)素材っぽいかんじ麻(リネン)素材など表現も豊かになってきています
総括
科学繊維のNO1と言っても過言ではない繊維ポリエステル もちろんカーペットやラグを始め オーダーカーペットピースカーぺット タイルカーペットなどにも多く使われております
実用性で言うと、ポリエステルってケタ違いに優れてて しかも安く加工がしやすい
しわになりにくく丈夫で洗濯もOKのウオッシャブルです
ある意味デニムより丈夫??かもしれません
カーペットだけでなく洋服にも多く使われております
逆にデメリットが。。・・・・なかなか見当たらないのですが昔は水分を吸わないなど
ありましたが 今のポリエステルは水分も吸いますので キッチンマットやバスマットにも使用されております 敷いて言うならば石油製品は燃やすと風害物質が出るので環境には優しくはないですね
ポリプロピレン(polypropylene)
メリット 特徴
1 安価な繊維
2 大量生産が可能
3 弾性、柔軟性 摩擦に強い繊維
4 非常に軽く水に浮く繊維
デメリット
1 耐熱性には乏しい(熱で溶ける)
2 吸水性が無い
3 肌さわりがいまいち
総括
ポリプロピレンはもともとヨーロッパやアメリカ 日本などの先進国が主な消費地になっている化学繊維です 現在は先の紹介したポリエスエルよりもカーペット じゅたんなどでは
大部分をしめている化学繊維です その理由はあっと的なコストパフォーマンス(価格が安い事)につきると思います
ポリエステルやナイロンは過去20年もの間 開発が進められた結果、細さ、光沢 抗菌、UVカット、吸湿、などの機能がつけてこれましたが
現時点ではポリプロピレンではこれらの機能が付けにくい繊維になっております
あくまで価格重視の繊維と言えます
この繊維もカーペットでは元着ポリプロピレンと言いましてナイロンと同様 元々糸を作る段階で繊維に色を練り込んで作ることができ 色あせしにくいカーペットが出来ます
アクリル(acrylic resin)
メリット 特徴
1 耐光性に優れいている シルクの様な光沢が出る
2 強度が強い 摩擦やひっぱりに対しても耐久性がある
3 染色性の堅牢度(色あせ)が非常によい←色あせしにくい
4 繊維の抵抗力が強い 虫や細菌などに影響されない
5 吸湿性が低いので濡れても乾きやすい
デメリット
1 無駄毛が出る
2 価格が高い
3 耐熱性が低い アイロンなどに弱い
総括
やわらかなタッチが自慢のアクリルです ラグなどにも多く使われております 欠点の毛抜け以外ではすばらし繊維だと思います じゅうたんのタッチがシルクタッチで肌さわりもいいうえに光沢もあるのでカーペットにはもってこいの繊維です ただ最近はポリエステルもマイクロファイバー繊維などを作ってきて アクリルに劣らないようになってきているのでコスト面で若干市場から姿が減って着ているのが現実です 激安カーペットではありませんが上記の写真のふわふわタッチのカーペットもアクリルを使用しております もちろん絨毯もです
ぜひ ご検討いただければと思います
シルク(絹)
メリット 特徴
1 なめらかな肌さわりと美しい光沢がある
2 軽くて柔らか
3 染色性がいい
4 吸湿性がいい
デメリット
1 価格が非常に高い
2 家庭での洗濯は困難
3 変色しやすい
4 虫に食われやすい
5 日光で黄変する
総括
繊維の中でも最高級品の繊維シルク カーペットやラグでは今はほとんど手織り系のものしか使用されておりません 中国段通やペルシャじゅうたんなどで使用している事がほとんどです 特にペルシャ絨毯ではクムシルクが有名です
中国段通ではシルクは120段以上の打ち込みのものに多く使用されており まだまだ根強い人気があります 激安カーペットではありませんのでなかなか普通のラグなどには使用されない繊維ですが 一度使ってみてはどうでしょうか?
コットン(綿)
特徴
1 綿(わたコットン)は天然繊維では比較的安価
2 吸水性染色性ががいい
3 熱に非常に強い
4 肌さわりがいい
デメリット
1 縮みやすい
2 しわになりやすい
3 長時間日光にあたると変色しやすい
総括
天然繊維であるコットンはカーペットでは人気の高い商品です ごぞんじコットンは
シャツや下着 デニムなど主に洋服関係には多く使われておりますがインテリアの生地ではカーペットやラグ オーダーカーペットにつかわれるだけでカーテンなどは敬遠されています(しわや縮みがあるため)綿100%のカーペットは肌さわりも非常によく夏場の敷物には最高の絨毯です
じゅうたんでも夏は暑苦しくないですね
麻(リネン)
特徴
1 麻(リネン)は通気性がある
2 水分の吸収性や発散性に優れる
3 しゃり感があり水に濡れて強度が増す
デメリット
1 しわになりやすい
2 摩耗すると毛羽立つ
3 カーペットでは価格が高額
総括
麻(リネン)はカーペットや絨毯 ラグなどではほとんど使用されることがない繊維ですが 一部混合したり 脱衣所などのじゅうたんとして使用される事があります
コットンと同じで夏場などのさらっとした感じのカーペットを探していたら麻の混紡をお勧めします なかなか麻100%のラグは見つかりにくいですし 使用していると痛い(表面が固いため)ですからあまり家庭では現実的ではありませんね
じゅうたんではサイザル麻の素材で検索したらそれらしいものが見つかります
なかなか激安カーペットでは綿素材は少ないです